聖の青春の感想・評価・あらすじ・キャストを紹介

現実にあった事件・話を映画化

聖の青春を遅ればせながら見ました。
すごく良かった。。。
感動して胸熱でした。

ううう……。
こんなに切ない青春があっていいんだろうか。。。

今回は、そんな『聖の青春』についていろいろ語ってみます。

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聖の青春のあらすじ

聖の青春のあらすじですが、こちらは、もう、他に書いているコンテンツが他にあるので、そちらを引用しちゃいます。

1994年、将棋のプロ棋士・村山聖(さとし)七段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、15歳の頃から10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。

聖は幼少期より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っており、家族や仲間は反対する。
しかし、幼いころから何をおいても将棋にかけてきた聖を見ている森師匠は、背中を押す。

髪や爪は伸び放題、足の踏み場もなく散らかった家、酒を飲むと先輩連中にも食ってかかる聖に皆は呆れるが、みな彼の将棋にかける思いを理解し、陰ながら支えた。

その頃、同世代の棋士・羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成する。
聖は強烈に羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱く。

そして聖は、将棋の最高峰であるタイトル「名人」になるため、一層将棋に没頭し、並居る上位の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。そんな中、聖の身体に癌が見つかる。

だが、「このまま将棋を指し続けると死ぬ、手術し、療養すべし。」という医者の忠告を聞き入れず、聖は将棋を指し続けると決意する。

Amazonより引用

映画『聖の青春』のキャスト

映画版『聖の青春』のキャストは以下となります。

登場人物キャスト
村山聖松山ケンイチ
羽生善治東出昌大
森信雄(聖の師匠)リリー・フランキー
聖の母・トミ子竹下景子
弟弟子・江川貢染谷将太
東京にきた聖をサポートするプロ棋士・橘正一郎安田顕
聖と交流する同世代のプロ棋士・荒崎学柄本時生
聖の父・伸一北見敏之

映画『聖の青春』の感想・評価

さっきの繰り返しになりますが、すごく良かったです。
こんなに切ない青春があっていいんだろうか、と思うくらいに壮絶。
(と言っても、ものすごいアクションがあるわけではありません)

村山聖という天才の将棋にかけた人生の一端を知ることができて、とても幸せを感じました。

本当に、こんな人間が存在していた、と考えるだけで勇気が湧いてくるし、自分なんて、まだまだ全然本気なんて出せちゃいないんだな、と思います。

個人的には、いま、孤独を感じていたり、自分のすべてをかけてでも叶えたい夢があったりする人にぜひおすすめしたい映画ですね。

村山聖について

出典:https://www.shogi.or.jp/

村山聖さんといえば、日本で一番有名な棋士である羽生善治さんのライバルと言われた男です。
村山聖さんは、羽生善治さんと互角の勝負をし、若くして将棋界を去った天才と呼ばれています。
名称は、羽生善治さんが『東の羽生』で、村山聖さんは『西の村山』です。

そんな村山聖さんは、大ヒット漫画『3月のライオン』の登場人物『二階堂晴信』のモデルとも言われています。
二人は、ふくよかな体型をしていて、腎臓を患っており、健康に不安を感じているところも共通しています。

村山聖さんについて語ることは、映画『聖の青春』の内容のネタバレでもあるので、以降の文章でおいおいじっくりネタバレしていきたいと思います(笑)
なので、ネタバレをされたくないひとは、Amazonプライム・ビデオTSUTAYA DISCAS/TSUTAYA TVで、映画を視聴してから読んでもらった方がいいと思います。

村山聖の病気・死因

村山聖さんは29歳という若さ(ぼくよりも年下だ……)でこの世を去りました。
最終段位は、9段でした。

村山聖さんの出身は広島県で、生まれたときからそのハンデはすでに始まっていたそうです。
村山聖さんの病気は、腎臓の難病でネフローゼ症候群といいます。

腎臓は、タンパク質の分解や吸収などを行う器官ですが、このネフローゼ症候群になると、尿にタンパク質が出るようになってしまうんです。そのため、血液中や体のタンパク質が減って、むくみや体重が増える原因となります。

村山聖さんの写真を見てみると分かるように、村山さんはふくよかな体型をしており、その体型はネフローゼ症候群が原因であると推測されます。
ネフローゼ症候群は治療が難しい難病です。
村山聖さんは、ネフローゼ症候群が原因で、将棋の夢半ばで倒れてしまいました。

ただ、一つだけ思うことがあります。

映画『聖の青春』を見ていると、ひとり暮らしをしている村山聖(松山ケンイチ)さんは、カップラーメンを食べたり、牛丼はやっぱり吉野家がいいと言っていたり、将棋のことばかり考えていて、自分の食生活に気を使っている様子は全然ありませんでした。(実際の村山聖さんがどうかは分かりませんが……)

もし、東京で一人暮らしをしていた村山聖さんが、本当にカップラーメンみたいなものばかり食べていたとすれば、ネフローゼ症候群が悪化してしまったとしてもおかしくないと思います。カップラーメンには食品添加物や化学調味料、粗悪な食材など、発がん物質がいっぱい入っていますから。吉野家についても、ぼくは、あんなに安い牛丼に使われている牛肉が、抗生物質やホルモン剤などが使われず、きちんと健康的な環境でつくられた健康にいい肉を使っているとは正直思えません。

たられば、を言い出したり、美談にケチをつけたりするのは、本当は良くないとは思いますが、もっと、食生活に気を使っていたら、病気が治ったのでは、とまでは言いませんが、名人になるという夢に届いたのでは、とも感じました。

ガンや糖尿病を、医者に頼らず、食生活で治したり、寿命を延ばしたりする人も最近はいます。
ぼくも、かなり食事には気を使っている方で、最近では、スーパーで買えるようなお肉や卵は食べないようにしています。
ホルモン剤とか抗生物質とか、どっちゃり入っているからです。

じゃあ、スーパーの食材がダメなら、どこで食べ物を買えばいいんだよ、と言われれば、それを自分で探すのは大変です。
ぼくについては、自分や家族が食べるお肉は、秋川牧園というところに頼んでます。
秋川牧園は、食の安全についての意識が高く、安全や健康のためにどんな食品を選べばいいかも教えてくれるのが嬉しいです。
健康になりつつ、食事についての知識も深められるのでおすすめです。
他にも、ぼくの場合は、通販でジビエを買ったり、無農薬のお米を頼んでいたりします。

正直、ぼくは、聖の青春は、原作小説を買うくらいに好きなのですが、夭折することはあってはならないことだと思います。
夢一歩のところで散るのも美しいですが、どうせ、この世界に生まれてきたのなら、夢を生きたまま叶えたい。
叶えられなくても、めいっぱい長く生きたい。
あと一歩のところで夢に届かない、あるいは、こんなに若くして命を落としてしまう人生なんて悲しすぎます。
だから、健康についても、映画のケチをつけるな、と言われそうだけれど、ぼくなりに意見を書いてみた次第です。

すいません、本来、映画のレビューでこういうのを紹介するのは、すこしだけ趣旨がずれている気がしなくもないのですが、あまりに食生活に気を遣わない人が多すぎる気がするので書いてみました。

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