村上春樹の最新作『騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編、第二部 遷ろうメタファー編』の感想

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村上春樹の最新作、騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編、第二部 遷ろうメタファー編を読んでいます。
個人的に、村上春樹さんはすごく好きな作家なので、発売日に買っちゃいました。
以下、気づいたことや感想などを少しずつ書いていきます。

主人公の一人称が私

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編では、主人公の男の一人称から始まるのですが、今回は『僕』ではなく、私で始まります。1Q84では、三人称だったし、その前の小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』も三人称だったので、ここにきて、また、一人称に戻ってきた、ということなのでしょうか。

謎の隣人と絵画の物語

今回は、ミステリアスな隣人と騎士団長殺しというタイトルを持つ絵画の物語です。
ぼくは、それなりに村上春樹さんの長編小説は読み込んでいますが、絵画がテーマの小説で目立ったものはなかった気がします。
ただ、村上春樹さんは、長編を書くとき、まずは短編小説を書いて実験してから、そのネタを長編に膨らませて書くみたいなことを、以前にどこかのインタビューで書いていたような気がするので、もしかすると、今回の騎士団長殺しにも、そのプロトタイプ的な短編小説があるかもしれません。分かったら、ここで書きます。

村上春樹特有の文体があまり感じられない

今回の騎士団長殺しは一人称が『私』であることから、一人称が『僕』のときのような特徴的な村上春樹文体が薄まっているような気がします。

1Q84のときも感じましたが、ここに来て、村上春樹さんは新境地を開拓しているのではないかと感じました。
あまり癖のない文体で、村上春樹の世界観を表現する、みたいな。
これは、推測なのですが、村上春樹さんは、この騎士団長殺し、という小説で自分なりの『日本文学』というジャンルを挑戦しようとしているのではないか、と。
などと思えたのですが、やっていることは、結構、いつもの長編と同じなのかな、という気がしてきました。

騎士団長殺しは総合小説?新たに挑戦している部分は?

今回も、これまで村上春樹さんの小説で描かれてきた主要なモチーフは、繰り返し、描かれています。

たとえば、主人公である『私』は、自分の妻から分からない理由で距離を置かれ、一人ぼっちになり、愛していない女性と関係をもち、人妻とセックスをし、戦争の話が語られ、物語に宗教団体も登場する。また、井戸ではないけれど、掘り起こされた石塚の中に入るエピソードもあり、村上春樹さんが重きを置いている主題が、そこには形を変えて描かれています。
絵画や怪談じみた要素というところが、村上春樹さんの新しい挑戦をしている部分なのではないかと思います。

ただ、これまでの村上春樹さんが描いてきた主要なモチーフが全編にちりばめられていることから、今回の小説も、いろいろな要素が複雑に絡み合う総合小説だと言っていいのではないでしょうか。
テイストとしては、ねじまき鳥クロニクルに似ている気がします。

騎士団長殺しの登場人物

騎士団長殺しに出てくる主な登場人物について紹介します。

言うまでもなく騎士団長殺しの語り手であり主人公です。
肖像画専門の画家という、かなり特殊な仕事をしており、人の顔や情景などをずっと記憶しておける便利な能力をもっています。
そんなかれが、あるとき、六年一緒に生活していた自分の妻に唐突に別れを切り出されたところから物語が始まります。
私は私であり、絶妙な技術によって、決して名前を呼ばれません。かれの名前は何なのでしょうか。

妻(ユズ・柚)

主人公の私の妻です。
いきなり、唐突に、私に対して「もう、一緒に生活することはできない」と別れを切り出します。
村上春樹さんの物語は、妻に出ていかれてしまう物語が多いですね。

免色渉

私に肖像画を描くことを依頼するミステリアスな人物。髪の毛は見事なほど真っ白な白髪で、かなりのお金持ち。

雨田具彦

騎士団長殺しを描いた画家。
痴呆が進んでおり、息子の雨田政彦を息子と認識することもできない。

雨田政彦

高名な画家、雨田具彦の息子。『私』の大学時代の友人。『私』にとって、友人と呼べる唯一の存在。

騎士団長

雨田具彦が描いた騎士団長殺しという絵画に出てくる騎士団長の姿を借りて『私』の前に現れる不思議な存在。
イデアであり、私にしかその姿は見えない。

顔なが

騎士団長と同じく絵画『騎士団長殺し』のなかで描かれている人物であり、メタファー。ただし、メタファーとしては上級なものではなく、使い走りの下級メタファー。

ドンナ・アンナ

騎士団長殺しの中で描かれていた人物。
ドン・ジョバンニに殺害された騎士団長の娘。

秋川まりえ

免色渉の娘である可能性を秘めた女の子。
絵について興味があり、私に肖像画を描いてもらいたがっている。
基本的には無口であまりしゃべらず、学校でも友達をつくらない。
勘がとても鋭い少女。

秋川笙子

秋川まりえの叔母。まりえとはタイプの違う美人。途中で免色渉と男女の中になる。

秋川良信

秋川まりえの戸籍上の父親。
妻がスズメバチに刺されて死んでしまって以降、陰気な人間になってしまった。
妻の死を引き金に、宗教にはまるようになる。
宗教団体については、アンダーグラウンドや1Q84でも書かれており、村上春樹さんが重きを置いているテーマです。

コミチ

『私』の妹。心臓が悪く12歳で死んでしまった。コミチが死んでしまったことがきっかけで、私は閉所恐怖症となる。亡くなってなお、私の考え方や行動に影響を与えている。

免色渉とは何者なのか

村上春樹さんの小説には、特定の決まったモチーフが出てくることが多いです。
たとえば、それは、主人公僕(あるいは私)の数少ない友人だったり、気軽に会ってセックスする人妻だったり、作品によってさまざまです。

では、今回の免色渉とは何者なのでしょうか。
ぼくは、現在、読んでいる途中なので彼が何者なのか推測しながら読んでいるのですが、今のところは思い当たりません。

以前に村上春樹さんが書いた短編小説に現れた人物なのか、それとも、村上春樹さんが大好きで自ら翻訳もしているフィッツジェラルドのグレート・ギャツビーのギャツビー氏がモデルなのか、はたまた、村上春樹さんが騎士団長殺しを書いているときに翻訳していた小説の中に出てきた人物がモチーフとなっているのか。
このあたりも、調べていきたいと思っています。

騎士団長殺しは、ホラー・怪談的な要素が強い

今回の騎士団長殺しは、ホラー・怪談のテイストが強いです。
というのも、作中で主人公である私は、免色渉の力を借りて、石塚を掘り起こすことになります。

なんで、掘り起こすことになったのかというと、それは夜な夜な石塚の下から鈴の音がしているから。
まさか、完全に密封された石の塚の下に何かがいるとは夢にも思いません。なので、主人公である私も半信半疑で石塚を掘り起こすことになります。ちょっとした日本の怪談ですよね。
グローバルな雰囲気のある村上春樹ですが、今回、やっているのは日本怪談のテイスト。

この石塚を掘り起こしたあとに、免色渉はこの石塚の中に入ることになります。
この石塚は、ねじまき鳥クロニクルの井戸に準ずるものなのでしょうか。
でも、入ったのは私ではなく、免色渉だし……。
どういうことなのでしょうか。
そして、現れる幽霊なのか、化け物なのかよくわからない存在。
かれは、イデアだと名乗りますがイデアって何??

今回は絵を描くことを通して文学を語ろうとしている?

騎士団長殺しでは、絵を描くことで文学を間接的に語ろうとしている気がします。
そうなれば、私、は、作家としての村上春樹さんの投影であり、免色渉は、かれを更なる文学的高みへと到達させようとする女神(ミューズ)として考えられるかもしれません。
となれば、免色渉は、村上春樹さんが大きな影響を受けているだろうギャツビー氏であってもおかしくないと思うのですが、どうでしょうか。

騎士団長殺しと以前の作品の類似点

騎士団長殺しと、これまでの村上春樹作品との類似点を挙げていきます。

【騎士団長殺しと村上春樹過去作品との共通点】

・主人公が男
・主人公が20代~30代(騎士団長殺しは36歳)
・妻に別れを告げられる
・主人公が独りぼっちになる
・簡単かつ頻繁に性的描写が出る

雨田具彦という人物のモデル

最初、雨田具彦という登場人物は、村上春樹さんの分身のような存在なのかな、と思えました。
雨田具彦の騎士団長殺しという絵は、海外文学を読んできた村上春樹さんが、海外文学によって培われたセンスで日本文学を表現しようとした結果としての絵なのかな、と解釈できなくもなかったりします。

でも、話を読んでいるうちに多分違うな、と。
小説騎士団長殺し、では、南京虐殺事件のことが触れられます。
そのことを踏まえれば、雨田具彦は、村上春樹さんのお父さんではないかな、という気がします。
村上春樹さんのお父さんは、画家ではなく教師だったのだそうですが、かれから村上春樹さんが受けた影響を、少し形を変えて、雨田具彦という人物を使って語ろうとしているように感じたからです。

なぜなら、村上春樹さんの「壁と卵」-エルサレム賞・受賞のあいさつによれば、村上春樹さんのお父さんは、第二次世界大戦のときに中国で戦ってきた人だからです。

私の父は昨年の夏に九十歳で亡くなりました。彼は引退した教師であり、パートタイムの仏教の僧侶でもありました。大学院在学中に徴兵され、中国大陸の戦闘に参加しました。私が子供の頃、彼は毎朝、朝食をとるまえに、仏壇に向かって長く深い祈りを捧げておりました。一度父に訊いたことがあります。何のために祈っているのかと。「戦地で死んでいった人々のためだ」と彼は答えました。味方と敵の区別なく、そこで命を落とした人々のために祈っているのだと。父が祈っている姿を後ろから見ていると、そこには常に死の影が漂っているように、私には感じられました。
父は亡くなり、その記憶もーそれがどんな記憶であったのか私にはわからないままにー消えてしまいました。しかしそこにあった死の気配は、まだ私の記憶の中に残っています。それは私が父から引き継いだ数少ない、しかし大事なものごとのひとつです。
村上春樹 雑文集 「壁と卵」-エルサレム賞・受賞のあいさつ より抜粋

一方、雨田具彦には、中国で戦争を体験してきた弟がおり、かれは、日本に戻ってきたとき、人間性を取り戻すために、手首を切って自らの命を断つことになります。

雨田具彦の弟を中国で死んでいった死者たちのことであると捉えたとき、その死によって、その後の画家としてのあり方を大きく変えて生きていく雨田具彦は、村上春樹さんのお父さんのことなのかな、と思えました。
もし、そうでなかったとしても、かなりこのことは、作品の内容は影響されている気がします。

村上春樹さんのお父さんも中国で起きた出来事を人には語らなかったそうですし、雨田具彦も、騎士団長殺しという作品に自分の語られていない秘密を描き、それを誰の目にも触れさせず、屋根裏にしまっていました。
騎士団長殺しでは、そんな語られなかった父親の秘密を、村上春樹さん自身が語ろうとしてみる、というテーマが込められているのかもしれませんね。

騎士団長殺しのテーマの一つは父親について、だとすれば、今回の話は、村上春樹さんが自分の家族について語ろうとしている新しい小説だと言えるでしょう。

騎士団長殺しで記述される南京虐殺事件

騎士団長殺しで描かれる歴史は、主に第二次世界大戦について描かれます。
特に第二次世界大戦中のドイツの動きが描かれますが、南京虐殺事件についても触れられていることが話題となりました。

免色渉の台詞で、こんなものがあります。

「そうです。いわゆる南京虐殺事件です。日本軍が激しい戦闘の末に南京市内を占拠し、そこで大量の殺人がおこなわれました。戦闘に関連した殺人があり、戦闘が終わったあとの殺人がありました。日本軍には捕虜を管理する余裕がなかったので、降伏した兵隊や市民の大方を殺害してしまいました。正確に何人が殺害されたから細部については歴史学者のあいだにも異論がありますがとにかくおびただしい数の市民が戦闘の巻き添えになって殺されたことは、打ち消しがたい事実です。中国人死者の数を四十万人というものもいれば、十万人というものもいます。しかし四十万人と十万人の違いはいったいどこにあるのでしょう?」

ぼくは、小学生のときに南京虐殺事件は、実際にあったこととして学校の教師に教わりました。
教師が特別歴史に詳しく、南京虐殺事件について熟知していた人というのではありません。
単純に学校で配られた教科書にそう書かれていたからです。教師は、それをそのまま伝えたに過ぎません。
でも、学校の教科書というのは、権力者に都合が良いように修正される、というのは、今では常識ですし、もしかしたら、南京虐殺事件についても何かしらの事実とは異なることが日本の教科書に書かれている可能性もあります。
ぼく個人が、南京虐殺事件があったのかと聞かれれば、わからない、と答えるしかありません。
ただ、戦争という異常な状況下のことですから、何が起きても不思議ではないと思います。
南京虐殺事件が、もし、あったとして、それを行ったのが日本人であろうと、中国人であろうと、韓国人であろうと、言葉にできないようなひどいことが行われたのでしょう。

騎士団長殺しは古典懐古主義の小説?

次の項目で紹介しますが、騎士団長殺しは、懐かしい音楽がたくさん出てきます。特にクラシックが出てくるし、作中の登場人物は、それをLPで聴いたり、1980年代のヒットソングを車内でカセットテープで聴いたりと懐かしい気持ちになりました。
クラシックはそれほどぼくは聴かないから分からないのですが、カセットテープで、ABCのルック・オブ・ラブを私が友人の雨田と聴くくだりなんかは、ああ、こういう時代あったよな、みたいに思います。

でも、これは懐古主義というよりは、昔のもので昔の音楽を聞くことに、また、味わいがあっていいんだよな、ということを言っているのだと感じました。

iPodみたいに一度音楽をかけたら半永久的に流れ続けるのもいいのですが、カセットテープみたいにA面とB面があって、30分おきに裏返しにするというのも違った味わいがあって良いですよね。

騎士団長殺しで出てくる音楽

今回はクラシックが多めです。

オペラ・クラシック

・メンデルスゾーン
・ジャコモ・プッチーニのトゥーランドット、ラ・ポエーム
・クロード・ドビュッシー
・ベートーヴェンの弦楽四重奏曲
・シューベルトの弦楽四重奏曲、十五番、ロザムンデ
・モーツァルトのドン・ジョバンニ、ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
・リヒアルト・シュトラウスの薔薇の騎士
・ブラームス
・シューマン
・チャイコフスキー
・ラフマニノフ
・シベリウス
・ヴィヴァルディ
・ラヴェル
・バッハ
・マウリツィオ・ポリーニ
・ヴェルディのエルナーニ

ロック・ポップ

・シェリル・クロウ
・ローリング・ストーンズ
・ビートルズのフール・オン・ザ・ヒル
・ボブ・ディランのナッシュヴィル・スカイライン
・ドアーズのアラバマ・ソング
・ブルース・スプリングスティーンのザ・リヴァー
・デュラン・デュラン
・ヒューイ・ルイス
・ABCのルック・オブ・ラブ
・バーティー・ヒギンズのキー・ラーゴ
・デボラ・ハリーのフレンチ・キッスイン・イン・ザ・USA
・ビートルズのラバー・ソウル
・ビーチ・ボーイズのペット・サウンズ

ジャズ

・MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のピラミッド
・セロニアス・モンクのモンクス・ミュージック
・ビリー・ホリデー
・クリフォード・ブラウン
・ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイのフォー・オール・ウィー・ノウ

騎士団長殺しで名前が出てくる画家(アーティスト)と作品

・ピカソ
・レンブラント
・ドラクロワ
・アンディー・ウォーホル
・岡倉天心
・フェノロサ
・フィンセント・ファン・ゴッホの郵便配達人ジョゼフ・ルーラン

騎士団長殺しで出てくる作家と書籍(文学小説)

・エドガー・アラン・ポーのメエルシュトレエムに呑まれて
・シャルル・ペローの青ひげ
・上田秋成の春雨物語『二世の縁』、雨月物語
・コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ
・森鴎外の阿部一族
・マルセル・プルースト
・フランツ・カフカ
・サムエル・ヴィレンベルクのトレブリンカの反乱
・ドストエフスキーの悪霊、罪と罰
・T・S・エリオット
・スコット・フィッツジェラルド

騎士団長殺しで出てくる哲学者

・イマヌエル・カント

騎士団長殺しで出てくる映画と俳優

・シャイニングとジャック・ニコルソン
・古いギャング映画とエドワード・G・ロビンソン
・オードリー・ヘップバーンとピーター・オトゥールの出演している映画
・エリア・カザンの波止場とマーロン・ブランド
・バットマンとトゥーフェイス
・ポイント・ブランクのリー・マーヴィン

騎士団長殺しで出てくる自動車の車種

・プジョー(私が最初に乗り捨て、死んだ車)
・トヨタ・カローラ・ワゴン(次に買い換えた車)
・銀色のジャガーのスポーツ・クーペ、ジャガーのEタイプ(免色渉が所有する車)
・白いスバルフォレスター(私が出会った男が乗っていた車)
・大型のセダン(車種は日産インフィニティ)
・トヨタ・カローラの中古のワゴン
・赤いミニ(人妻のガールフレンドの車)
・ブルーのトヨタ・プリウス(秋川笙子が乗っている車)
・黒い四角いボルボのワゴン(雨田政彦の車)

終盤はファンタジーへ転調する

騎士団長殺しの物語終盤は、メタファーが溢れた非現実的な世界に『私』が入り込むことになります。
主人公が異世界へ行くことで邪悪な?ものから、ヒロインを助け出すというような設定は、ねじまき鳥クロニクルにも通じるところがありますよね。

待ちに待った村上春樹さんの新作なので楽しんでみています。感想が共有できたら嬉しいです。

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